ドコモが導入する新料金プラン「分離プラン」とは?

ドコモの分離プラン ドコモの「分離プラン」導入で、スマホ料金はどう変わる?

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ドコモの分離プラン

NTTドコモ(以下、ドコモ)は2018年10月の決算説明会において、「2019年度第1四半期(2019年4月~6月)に大胆な料金プランの見直しを実施し、毎月のスマホ料金を現在より2~4割程度値下げする」と発表しました。
その具体的な値下げ方法と言われているのが、通信料と端末代を切り離した「分離プラン」と呼ばれる新料金プランの導入です
2019年2月現在、「分離プラン」の具体的な開始時期や料金は提示されていませんが、高額になりがちな毎月のスマホ料金が安くなると、注目を集めています。
その一方で、分離プランについては、「安くなるのはあくまで通信料金の部分だけ。端末代は今よりも高くなるため、スマホ料金をトータルで考えると、現在とそこまでかわらない」といった声も。
果たして、分離プランの導入で、大手通信キャリアのスマホ料金はどう変わるのでしょうか?

今回のSIMプランナーでは、2019年4月~6月にドコモが導入する新料金プラン「分離プラン」に注目。分離プランの特徴や、現行の料金プランとの違いについてわかりやすく解説します。
さらに、ドコモがすでに一部の端末を対象に提供している分離プラン「docomo with(ドコモ ウィズ)」や、ドコモへお得に乗り換える・ドコモでお得に機種変更する際に押さえておきたいポイントについての紹介も。
ドコモへの乗り換えを検討している方はもちろん、料金プランの見直しや機種変更を考えているドコモユーザーは、ぜひ最後までチェックしてみてください。

ドコモが提供を開始する「分離プラン」とは?

「分離プラン」とは、その名の通り、通信料と端末代を切り離した(分離した)料金体系のこと
2019年4月~6月に導入予定の新しい料金プランで、主に「通信料」部分の割引を強化し、現行の料金プランと比較し、毎月のスマホ料金を2~4割程度値下げできると注目を集めています。
「分離プラン」と「現行の料金プラン」との違いは以下の通り。

「分離プラン」と「現行の料金プラン」との違い

通信料と端末代が別々

現行の料金プランでは、通信料と端末代がセットになっているのに対し、分離プランはその名の通り、通信料と端末代は別々。その分、料金体系はシンプルでわかりやすくなると言われています。

「月々サポート」はなし

現行の料金プランの場合、端末購入から2年間、毎月1,500円前後~3,500円前後(※端末によって割引額が異なる)の端末割引が受けられる「月々サポート」を用意していますが、分離プランでは、この「月々サポート」は廃止。「月々サポート」がない分、分離プランは通信料が安く設定される予定です。

現行の料金プラン…通信料と端末代がセット。2年間の「月々サポート」あり。
毎月のスマホ料金 = 通信料・端末代 - 月々サポート
分離プラン…通信料と端末代が別。2年間の「月々サポート」なし。
毎月のスマホ料金 = 通信料 + 端末代

ただし、気を付けたいのは、「分離プラン」において、安くなるのはあくまで「通信料」の部分だけだということ
端末代に関しては、「3Gの携帯電話(ガラケー)からスマホへの乗り換え」、「発売後、1~2年経過した端末」等の場合に限り、割引価格で販売されると言われています。
つまり、発売から1年に満たない最新機種を購入する場合、端末割引が一切適用されず、現行の料金プランを利用した場合と比較し、端末代が値上がりする可能性がある点には注意しましょう。(※端末代に割引が適用されず、「分離プラン」になっても、スマホ料金をトータルで見ると、現在とあまりかわらない…という可能性も考えられます。)
特に最新機種の端末の購入を考えている場合、「分離プラン」以降前に購入するのがおすすめかもしれません。

また、「分離プラン」については、すでにドコモで一部の端末を対象に提供されている分離プラン「docomo with(ドコモ ウィズ)」の対象端末を拡充する可能性も示唆されています。
今後、docomo withの対象端末のラインナップにどういった機種が加わるのかも含め、docomo withもチェックしておきたい料金プランといえるでしょう。

コラム:ドコモの「分離プラン」導入に対し、au・ソフトバンクの対応は?

2019年4月~6月に「分離プラン」の導入を発表しているドコモに対し、同じく大手通信キャリアのauとソフトバンクはどのような形の対応を検討しているのでしょうか? ここでは、2019年2月現在のau・ソフトバンクの対応について簡単にご紹介します。

2017年から通信料と端末代を切り離した分離プラン「auピタットプラン」、「auフラットプラン」を導入。2019年2月現在、大幅なプランの改訂はないとされていますが、ドコモの「分離プラン」の料金水準によっては、ドコモに対抗できるよう、料金の値下げを行う可能性があるとしています。

ソフトバンクでは、「ソフトバンク」、「Y!mobile(ワイモバイル)」、「LINEモバイル」と通信事業において3つのブランドを持ち、「ソフトバンク→ヘビーユーザー、ビジネスユーザー」、「Y!mobile→ライトユーザー」、「LINEモバイル→若年層」とターゲットを分散する形で事業を展開しています。
ドコモの「分離プラン」に対しては、「Y!mobile」を対抗馬とする形で検討。ドコモの「分離プラン」提供に合わせて、Y!mobileの料金プランを「分離プラン」に改訂し、通信量の値下げを予定しているようです。

docomo withとは?

ドコモでは、2017年6月から一部の端末を対象に、「docomo with(ドコモ ウィズ)」と呼ばれる分離プランを提供。一般的な料金プランと比較し、リーズナブルな料金でドコモのスマホを利用できると、注目を集めています

ちなみに、docomo withは、2017年6月のプラン提供開始から徐々に契約者数を伸ばし、2019年1月1日時点において、400万契約を突破
さらに、2019年4月~6月の「分離プラン」導入を機に対象端末が増える等、サービスを拡充する可能性もあるため、ドコモのスマホを利用する際、ぜひチェックしておきたい料金プランといえるでしょう。
本チャプターでは、この「docomo with」についてわかりやすくご紹介します。

docomo withとは?

「docomo with」とは、対象端末を購入し、条件(※1)を満たすと、その端末を使っている期間中、毎月1,500円の割引が適用される料金プランのこと

※1:基本の料金プランに「カケホーダイプラン」、「カケホーダイライトプラン」、「シンプルプラン」のいずれかを選択。かつ、パケットパックを利用している場合。

一般的な料金プランのように、「月々サポート」や「端末購入サポート」といった割引が適用されない点には注意が必要ですが(※「月々サポート」や「端末購入サポート」が適用されるのは、12ヵ月間・24ヵ月間等の期間限定)、docomo withの場合、機種変更をしない限り、毎月1,500円の割引を受け続けることが可能。つまり、同じ端末を長く使うほど、お得になります

「月々サポート」・「端末購入サポート」と「docomo with」の割引の違い
月々サポート 端末購入月の翌月から最大24ヵ月間、対象端末を購入した場合に適用される割引。割引額は端末によって異なる。
端末購入サポート 購入日もしくは開通日の翌月1日から換算して12ヵ月を超えるまで、購入端末(※対象端末)の継続利用および適用条件の継続契約を条件に適用される端末割引。割引額は端末によって異なる。
docomo with 対象端末を購入し、所定の条件を満たすと適用される割引。対象端末を使っている期間中、毎月1,500円の割引が受けられる。

2019年2月現在、docomo withの対象機種(※取り扱い端末)は以下の通り。

docomo with対象端末※2019年2月現在

iPhone

  • iPhone 7(32GB)※2019年2月27日~
  • iPhone 6s(32GB)

Android

  • AQUOS sense2 SH-01L
  • Galaxy Feel2 SC-02L
  • arrows Be F-04K
  • LG style L-03K
  • MONO MO-01K
  • AQUOS sense SH-01K
  • らくらくスマートフォン me(F-01L)
  • らくらくスマートフォン me(F-03K)

上記の内容からもわかるように、docomo withには、一部、iPhone端末も含まれています
最新のiPhone端末ではない点には注意が必要ですが、大手通信キャリアでiPhoneをなるべく安い料金で利用したい人にとって、docomo withは有力な選択肢の一つといえるでしょう。

また、docomo with対象端末はいずれも端末価格が3万円台~4万円台となっており(※一括払いの場合)、比較的リーズナブルな点も魅力
ただし、2019年2月現在、docomo withの対象端末にハイスペックな端末は含まれていないため、スマホ端末にこだわりたい人は注意が必要です。自分の希望する機種がdocomo withに含まれているのかを事前に確認しておくとよいでしょう。

ちなみに、docomo withを利用すれば、選択するプラン・端末によっても異なりますが、月額4,000円前後~6,000円前後でドコモのスマホを利用することが可能です。

docomo with料金試算※端末にiPhone 7(32GB)を選択した場合

通信料
  • カケホーダイライト(※1回5分以内の国内通話かけ放題):月額1,700円(※2年間の定期契約ありの場合)
  • パケットパック
  • ベーシックパック(通信データ容量3GBまで):月額4,000円
  • spモード:月額300円
  • docomo with(割引):月額-1,500円
通信料合計:月額4,500円
端末代 iPhone 7(32GB):月額1,650円×24回
月額料金
  • ~24ヵ月目:月額6,150円(通信料4,500円+端末代1,650円)
  • 25か月目以降:月額4,500円(通信料のみ)

つまり、docomo withは以下の人におすすめのプラン。

  • ドコモのスマホをできるだけ安く利用したい
  • 1つの端末を長く(※2年以上)使う可能性がある
  • ハイスペックなスマホ端末でなくても構わない

ドコモへ乗り換える際はもちろん、現在すでにドコモを利用しており、ガラケーからスマホへの乗り換えを考えている方や、機種変更を機にスマホの料金をできるだけ安くしたいと考えている方であれば、docomo withはぜひ利用を検討したい料金プランといえるでしょう。

docomo withをチェックする

ドコモへお得に乗り換える・ドコモでお得に機種変更する3つのポイント

新生活や「分離プラン」導入のタイミングで、ドコモへの乗り換えや、ドコモでの機種変更・料金プランの見直しを検討される方も多いのではないでしょうか。その際、できるだけお得に乗り換えや機種変更等をしたいもの。
本チャプターでは、ドコモへお得に乗り換える・ドコモでお得に機種変更をする際に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

ポイント その1ドコモオンラインショップを利用する

ドコモに乗り換える際や、ドコモで機種変更する際、ドコモショップや家電量販店へ行き、手続きをするのも一つの方法ですが、できるだけ安く乗り換え・機種変更をするのであれば、ドコモオンラインショップを利用するのがおすすめです。

ドコモオンラインショップで手続きを行えば、ドコモショップや家電量販店で手続きを行う際に発生する契約事務手数料(※2,000円~3,000円)が無料に。さらに、端末を分割払いで購入する際に発生する頭金(※ドコモショップに支払う手数料のこと。頭金の金額は店舗によって異なる)もかかりません
ドコモショップによっては、頭金の金額を1万円以上に設定していることもあるため、ドコモオンラインショップを利用することで、契約事務手数料+頭金の分を節約できる点はドコモオンラインショップを利用する大きな魅力。
ちなみに、端末の購入等で注文金額が2,500円以上であれば送料は無料です。また、端末やオプション品の購入でdポイントを貯める・使うことも可能。

さらに、ドコモオンラインショップで端末を購入した場合、乗り換え・機種変更の手続きを自分で行うのは不安…と感じる方も多いはず。
ドコモオンラインショップで購入した端末は、自宅で受け取ることもできますが、ドコモショップで受け取ることも可能です。(※ただし、オプション品のみの注文時はドコモショップでの受け取りは不可。)
購入した端末の受け取り先をドコモショップに指定すれば、端末受取時、ドコモショップにて利用開始手続きや初期設定のサポートを受けることもできるので、ドコモオンラインショップを利用して端末をお得に購入しつつ、乗り換え・機種変更時のサポートは受けたいという場合は、ドコモショップでの受け取りを上手く活用するのがおすすめ。

また、ドコモオンラインショップ限定のキャンペーンを実施していることもあるため、ドコモへの乗り換えや、ドコモでの機種変更を行う際は、必ずチェックしておくと良いでしょう。

ドコモオンラインショップをチェックする

ポイント その2dカードGOLDを利用する

ドコモのスマホを利用するのであれば、ぜひチェックしておきたいのがドコモが発行する年会費10,000円(税抜)のゴールドカード「dカードGOLD」です。
dカードGOLDはドコモのスマホ(ケータイ)料金支払い時のポイント還元率が10%と高く、毎月のスマホ料金の支払いでお得にポイント(dポイント)を貯めることが可能。(※ちなみに、ドコモのスマホだけではなく、ドコモ光の利用分についても10%還元。)貯めたポイントは、1ポイント=1円換算で、ドコモのスマホ料金の支払いや、ドコモが提供するサービス利用時に使うことができます。
さらに万一、スマホを紛失した場合や、修理不能故障が発生した場合でも、端末購入から3年間、最大10万円分を補償する「ケータイ補償」が無料付帯する点も魅力

その他にも、ローソンやマツモトキヨシでの買い物でお得にdポイントが貯められる他、海外旅行保険(※最大1億円)・国内旅行保険(※最大5,000万円)が無料付帯する等、dカードGOLDには、スマホ以外の部分でもお得に利用できる機能・サービスが充実しています。
dカードGOLDはドコモのスマホを利用するのであれば、ぜひ持っておきたい一枚といえるでしょう。

recomenddカードGOLD

dカードGOLD

年会費 10,000円(税抜)
ポイント還元率
  • 通常…1%
  • ドコモのスマホ(ケータイ)料金・ドコモ光…10%
  • ローソン…最大5%
  • マツモトキヨシグループ…最大3%+マツモトキヨシポイント
主な付帯特典
  • ETCカード※年会費無料
  • 家族カード※1枚目:年会費無料/2枚目以降:年会費1,000円(税抜)
  • ケータイ補償(補償期間3年:最大10万円)
  • 海外旅行保険(最大1億円)
  • 国内旅行保険(最大5,000万円)
  • 空港ラウンジ利用(国内28空港)
  • お買物あんしん保険(年間300万円まで)
キャンペーン
  • dカードGOLD ご入会&ご利用特典
キャンペーン期間中、dカードGOLDへの入会&エントリー&カード利用で、もれなく最大13,000円相当プレゼント!(※キャンペーン終了日未定)

ポイント その3ドコモ光とのセット利用を検討する

ドコモが提供する光インターネットサービス「ドコモ光」を利用するのも、お得にドコモのスマホを利用する上でチェックしておきたいポイントの一つ。
ドコモ光とドコモのスマホをセットで利用することで、「ドコモ光セット割」が適用され、毎月のスマホ料金を100円~最大3,500円安くできます。また、長期ドコモ利用者の場合は、「ドコモ光セット割」に加えて「ずっとドコモ割プラス」も適用され、毎月のスマホ料金がさらに100円~最大2,500円割引(または120ポイント~最大3,000ポイントのdポイント進呈)される点もチェックしておきたいポイントといえるでしょう。
加えて、dカードGOLDをドコモ光の料金支払いに利用すれば、毎月のドコモ光料金の10%分のポイントを貯めることができる点も魅力
ドコモへの乗り換えやドコモでの機種変更と同時に、自宅のネット回線についても見直したいと考えている方は、ドコモ光とのセット利用を検討するのがおすすめです。

ドコモ光をチェックする

ドコモの「分離プラン」導入で、スマホ料金はどう変わる?~まとめ~

ドコモが2019年4月~6月に提供を開始する「分離プラン」や、分離プラン導入を機にサービス拡充が期待される「docomo with」、さらに、ドコモへお得に乗り換える・ドコモでお得に機種変更する際のポイントについて解説した今回の特集はいかがでしたか?

2019年2月現在、ドコモで導入予定の「分離プラン」については、まだ具体的な開始時期や料金は提示されていません。
ただ、「分離プラン」が導入されることで、スマホ料金が現在より値下げになる可能性が高いほか、通信料と端末代・端末割引が混在し、複雑な大手通信キャリアの料金プランが、シンプルでわかりやすくなる点は大きなメリットといえるでしょう

さらに、ドコモの「分離プラン」導入を機に、auやソフトバンクでも料金プランの改訂・値下げの可能性がある点も注目したいポイントです。

ドコモへの乗り換えや、ドコモでの機種変更を考えている方はもちろん、毎月のスマホ料金を安くしたいと考えている方は、ドコモの「分離プラン」が注目を集めているこの機会に、よりお得に利用できる料金プランへの見直しを検討してみてはいかがでしょうか。

また、SIMプランナーでは、ドコモの「分離プラン」の今後の動向にも注目し、詳しい情報が分かり次第、ご紹介する予定です。

SIMってなに?という方はこちら

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