中古スマホの購入と賢い使い方 格安SIMとのセット利用で、お得に活用する方法
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中古スマホを購入する際のポイントと、格安SIMとセットで利用する賢い使い方とは?
「できるだけスマホの端末代を安くしたい」「格安スマホよりハイスペックなスマホを安く利用したい」と考えている人にとって、中古スマホの利用は魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。
中古スマホはネットショップやリサイクルショップ、ネットオークション等で販売しており、2~3年前の人気機種から最新機種まで、リーズナブルな価格で購入すること可能です。
しかしその一方で、中古スマホを購入・利用する際には、気を付けておきたいポイントも。
そこで、今回の特集では、中古スマホのメリットや購入について等、中古スマホを利用する上でチェックしておきたいポイントをわかりやすく解説します。本特集を参考に、中古スマホの賢い使い方をマスターしましょう!
中古スマホ利用のメリット
まずはじめに、中古スマホを利用するメリットを見ていきましょう。
中古スマホ 4つのメリット
- 人気のスマホを低価格で購入することができる
- 格安スマホと比較するとハイスペックなスマホを低価格で購入することができる
- 現在は販売されていない過去のモデルや希少モデルを入手することができる
- 2年縛りをはじめとする、長期契約に縛られない
人気のスマホを安く購入できるという点を含め、中古スマホを利用するメリットとして上記の4点を挙げることができます。
ちなみに、2016年現在、スマホの性能アップはかなり緩やかなものになっており、2~3年前の過去モデルのスマホでも、現在販売している最新のスマホとスペック的にはそんなに変わりません。過去モデルのスマホでも、不自由なく使うことが可能です。
中古スマホの購入
中古スマホは、リサイクルショップやネットショップ、ネットオークション等で簡単に購入することができます。ネットショップやネットオークションで中古スマホを購入する場合、動作が不安定、起動しない等、問題のあるスマホを購入することがないよう、起動確認が取れており、保証が付帯したものを選ぶことが大切です。
具体的なチェックポイントを下記にまとめていますので、中古スマホを購入する際は、これらのポイントをしっかりチェックし、リーズナブルで安心して使える中古スマホを選びましょう。
中古スマホを購入する際のチェックポイント
- 保証
- 中古スマホは、メーカーによる製品保証が付かないのが一般的。購入した端末に不具合があった場合の保証は、その端末を購入した販売店にゆだねられます。中古スマホを購入する際は、購入する店の保証について確認しておくことが大切です。
- 中古スマホの状態
- ボディやディスプレイの状態(画面割れや傷の有無)、充電ケーブル等の付属品の有無、起動確認が取れているかどうか等をしっかり確認しておきましょう。
- 赤ロム端末に注意
- 「赤ロム」とは、SIMロックが掛かっている等、ネットワークの利用制限がある端末のこと。以前の所有者が、端末の分割代金の支払いを完了する前に端末を中古品として売り、その後支払が滞った結果、キャリアから利用制限により通信することができなくなったケースなどが赤ロムとして考えられます。
赤ロムを購入した場合、その端末を販売したキャリアの回線で通信をすることができないため注意が必要です。
ちなみに、購入した端末が赤ロムかどうかは、大手通信キャリアの各Webサイトから、その端末の製造番号を入力することで簡単に調べることが可能。
※「白ロム」「SIMフリー」という記載があれば、赤ロムではありませんので、安心して使うことができます。
中古スマホ購入におすすめ!ネットショップ&ネットオークション
recomendムスビ―
- 約40万件以上の中古スマホ取扱実績を誇る国内最大級の中古スマホ販売サイト
- 大手通信キャリアの端末ををはじめ、2万台以上の中古スマホを用意
- 取り扱うスマホは全て白ロム
- 専門のスタッフが中古スマホの売り手と買い手を仲介。安心して中古スマホを購入することができるので初心者におすすめ
recomendイオシス
- TSUTAYAを運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」グループの中古スマホ販売サイト
- 年間販売台数約40万代以上!常時約2万台以上の端末を用意
- 中古スマホは自社内で1台ずつクリーニング。データの完全消去や動作チェックも行っており、安心して購入することができる
- 中古スマホの3ヵ月保証を用意
recomendヤフオク
- Yahoo!JAPANが運営する日本最大級のネットオークション
- 大手通信キャリアの端末を中心に、10万台以上のスマホ端末を用意
- オークションのため、安い値段で中古スマホを購入できるチャンスも
- Tポイントが利用可能
- コラム中古スマホの「格付け」を統一する動き
-
2019年3月、中古携帯端末を取り扱う事業者の業界団体「リユースモバイル・ジャパン」と携帯端末の登録修理制度を支える業界団体「一般社団法人 携帯端末登録修理協議会」による「リユースモバイル関連ガイドライン検討会」が、ユーザーの中古スマホ購入・利用に対する不安払拭、中古スマホの国内流通促進を目的に、中古スマホの取り扱い基準を整理した、「リユースモバイルガイドライン」を発表しました。
この「リユースモバイルガイドライン」の中では、店舗によって異なる中古スマホの「格付け(ランク)」について、業界内で基準を統一しようと、中古スマホの状態に応じて、以下の格付けを提示しています。
〈「リユースモバイルガイドライン」による中古スマホの格付け〉
ランク 評価基準 Sランク 未使用品(新品同様の状態) Aランク ほとんど使用された形跡がない良質な状態の端末 Bランク 細かな傷・薄いかすり傷があり、ある程度の使用感がある端末 Cランク 目立つ傷や擦り傷等の明らかな使用感がある端末 Jランク(ジャンク) 目に見えてダメージがあり、激しい損傷または破損がある端末 ちなみに、今回提示された「リユースモバイルガイドライン」は今後協議を重ね、2019年10月初旬にガイドライン発行を目指す予定とのこと。
今後、中古スマホの格付けが業界内で統一されることで、どこまで中古スマホが普及するのか、注目したいポイントといえるでしょう。
中古スマホの賢い使い方
中古スマホは、格安SIMとセットで利用することによって、月額のスマホ料金をさらにリーズナブルにすることが可能です。
ここでは、中古スマホと格安SIMをセットで利用する際の賢い使い方をチェックしていきましょう。
中古スマホ×格安SIMの賢い使い方!チェックポイント
- SIMカードのサイズ
- SIMカードには、「mini」「micro」「nano」の3種類のサイズがあり、端末によって対応するサイズが異なります。格安SIMを利用する前に、購入した中古スマホに利用できるSIMカードのサイズを確認しておきましょう。
- 利用する格安SIMの通信回線
- 利用する中古スマホがSIMロックのかかっている端末かSIMフリーの端末かによって、利用できる格安SIMが変わってきます。
例えば、購入したスマホにSIMロックがかかっている場合、スマホ端末と同じキャリアまたは、そのキャリアの通信回線に対応した格安SIMの利用が適切です。
例1ドコモの中古スマホを購入→ドコモの通信回線に対応した格安SIMを利用する
recomendIIJmio(アイアイジェイミオ)
日本初のインターネット接続事業者・インターネットイニシアティブが提供する格安SIM。安定した通信速度や回線品質に定評があり、数ある格安SIMの中でもトップクラスのシェアを誇っている。
IIJmioでは、当月使用せず、余った通信データ容量の翌月への繰り越しに対応。さらに、高速データ通信のON/OFFを任意で切り替えることができ、通信データ容量を無駄なく使える点もチェックしておきたい。また、「家族と30分以内/誰とでも10分以内(月額830円)」、「家族と10分以内/誰とでも3分以内(月額600円)」と2種類のかけ放題オプションを用意している点も魅力。
ドコモやauの中古スマホを利用したい人や、通信速度・回線品質を重視して格安SIMを選びたい人におすすめの格安SIMとして要チェック。
主な料金プラン |
■音声通話機能付きSIM(タイプD/タイプA)
|
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通信回線 | ドコモ、au |
初期費用 |
|
※金額は全て税抜で表示しています。
例2auの中古スマホを購入→auの通信回線に対応した格安SIMを利用する
recomendmineo(マイネオ)
家庭用の光回線「eo光」で有名なオプテージ(旧ケイ・オプティコム)が提供する格安SIM。ドコモ、au、ソフトバンクと全キャリアの通信回線に対応したサービスを提供しており、MMD研究所が実施する「格安SIM利用動向調査 iPhone利用者シェア(2018年)」において2年連続第1位を獲得する等、数ある格安SIMの中でも高い人気を誇っている。
mineoでは、当月利用せずに余った通信データ容量を家族や友人、全国のmineoユーザーとシェアできる「パケットギフト」「フリータンク」等、通信データ容量を無駄なく活用できるサービスが充実。また、長期利用者向けの特典サービスも用意している。
お得度・満足度の高い格安SIMを利用したい人にとって、mineoは有力な選択肢の一つといえるだろう。
主な料金プラン |
■音声通話機能付きSIM(デュアルタイプ/auプラン)
|
---|---|
通信回線 | ドコモ、au、ソフトバンク |
初期費用 |
|
※金額は全て税抜で表示しています。
例3ソフトバンクの中古スマホを購入→ソフトバンクの通信回線に対応した格安SIMを利用する
recomendLINEモバイル
コミュニケーションアプリで高い知名度・人気を誇る「LINE」が提供する格安SIM。「LINE」をはじめ、特定のサービス利用時に発生する通信量が通常の通信データ容量に含まれず、無料で利用できる「データフリー(カウントフリー)」を料金プランに導入しており、人気を集めている。また、「LINE」の年齢認証・ID検索に対応している点も魅力。
ドコモ、au、ソフトバンクと全キャリアの回線に対応したサービスを提供している点もチェックしておきたい。「LINE」をはじめ、SNSの利用が多い人であれば、中古スマホと格安SIMのセット利用を検討する際、ぜひ候補に入れておきたい。
主な料金プラン |
■コミュニケーションフリー/音声通話機能付きSIM
|
---|---|
通信回線 | ドコモ、au、ソフトバンク |
初期費用 | 3,400円 |
※金額は全て税抜で表示しています。
また、SIMフリーの中古スマホに関しては、どのキャリアの回線に対応した格安SIMでも最低限対応していますが、端末本体が対応している通信網(電波の周波数)によっては一部通信が遅くなったり、途切れ途切れになってしまう…というケースも考えられます。
格安SIMを提供する各通信事業者のホームページでは、「動作確認済み端末」を掲載しているので、利用しようと考えている端末が、その格安SIMに対応しているか、事前に確認しておくとよいでしょう。
中古スマホ 大手通信キャリアのSIMロック解除について
購入した中古スマホに、大手通信キャリアのSIMロックがかかっていた場合、SIMロックは解除できるのでしょうか?
ここでは、中古スマホの大手通信キャリアのSIMロック解除について見ていきましょう。
2019年5月現在、ドコモ、au、ソフトバンクの大手通信キャリアの中古スマホのSIMロック解除の対応は以下のようになっています。
〈中古スマホ 大手通信キャリアのSIMロック解除について〉
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
中古スマホのSIMロック解除 | 〇 | × | × |
SIMロック解除手数料 | 3,000円 ※My docomoからの場合は無料 |
– | – |
2019年5月現在、中古スマホのSIMロック解除に対応しているのは、ドコモのみですが、2018年8月、総務省は「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」を改正。この改正が適用される2019年9月1日以降は、大手通信キャリアは、自社が販売した中古端末について、SIMロックの解除に応じることが義務付けられます。
つまり、ドコモ、au、ソフトバンクの全キャリアで、中古スマホのSIMロック解除が可能に。中古スマホがより利用しやすくなる点は嬉しいポイントといえるでしょう。
ただし、分割払いが終わっていない端末や、契約から100日程度の「必要最低限の期間」が過ぎていない端末、盗品などと確認された端末のSIMロック解除は対象外となる点には注意が必要です。
中古スマホの使い方~まとめ~
中古スマホの購入と格安SIMを活用した賢い使い方はいかがでしたか?
スマホの普及と共に、年々、中古スマホの市場は拡大しており、今後、中古スマホを利用する人の数は増えていくことが予想されます。とにかくスマホの端末代を安くしたい人や、数年前に発売したハイスペックのスマホをリーズナブルな価格で利用したいと考えている人は、中古スマホを購入・利用する際のポイントをしっかり押さえ、賢く中古スマホを使いましょう。
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