格安SIMの7つのデメリットとその対処法を解説

格安SIMのデメリット 格安SIMを利用する上での注意点とは?

Posted on

格安SIMのデメリット

格安SIMは、その名のとおり料金の安さが最大のメリットです。その一方で、格安SIMの利用にはデメリットがあるのもまた事実。
最近では「現在使用している端末では、格安SIMが利用できなかった」「解約金がかかることを知らなかった」などのトラブルが増加し、国民生活センターが注意喚起を行いました。
格安SIMに乗り換える際は、そのデメリットについてもしっかりと確認し、十分に理解した上で利用することが大切だと言えるでしょう

そこで今回は、格安SIMに乗り換える際、事前にチェックしておきたい7つのデメリット(注意点)と、その解決策・対処法をわかりやすく解説していきます。

格安SIMのデメリット~格安SIM利用時にチェックしておきたい7つの注意点~

1SIMカードには3つのサイズがある

SIMカードには、小さい順に「nano SIM」「micro SIM」「標準SIM」の3サイズがあります。まずは、格安SIMを使用する端末が、どのサイズのSIMカードに対応しているのかを確認しましょう。SIMカードのサイズが異なると、利用ができないのはもちろん、SIMカードの変更手続きに、別途費用がかかるケースも。

各MVNOの公式サイトでは、「動作確認済み端末一覧」を掲載しており、利用したい端末のSIMカードのサイズも記載されています。必ず、申し込みの前にSIMカードのサイズを確認しておきましょう。

2キャリアのメールアドレスが使えない

ドコモ、au、ソフトバンクの大手通信キャリアでは、それぞれ「〇〇〇@docomo.ne.jp」「△△△@ezweb.ne.jp」「×××@softbank.ne.jp」のアドレスで利用できるキャリアメールを提供しています。しかし、格安SIMではキャリアメールを使用することができません。

そのため、格安SIMの場合、GmailやYahoo!メールなどの、PCメール(フリーメール)で代用をすることになります。ただし、PCメールは、受信者側がスマホや携帯電話で迷惑メール対策として「PCメールの受信拒否」を設定している場合、「受信したメールが閲覧できない」「迷惑メールに分類されてしまう」というケースもあるので注意が必要です。

3通話料金

通常、格安SIMの通話料金は30秒20円となっており、音声通話(090・080から始まる電話番号での通話)を利用した分だけ、通信費に加算されていきます。そのため、通信費がどんなに安かったとしても、音声通話を利用する機会が多いと、毎月のスマホ料金が結果的に高くなってしまうケースも。

通話料金を節約するのであれば、LINE電話やSkype等の無料通話ソフトを活用がおすすめ。
また、最近では、「通話定額オプション」を提供するMVNOも増えているので、スマホで音声通話を利用する機会の多い人は、そうしたプランのあるMVNOの格安SIMを選択するのがおすすめです
例えば、IIJmioでは、月額830円で、誰とでも1回10分まで、家族であれば1回30分までの通話がかけ放題になる通話定額オプションを提供しており、通話料を節約することが可能。
また、楽天モバイルでは、月額2,380円で時間・回数無制限で国内通話がかけ放題になる「楽天でんわ かけ放題 by楽天モバイル」を提供しているので、スマホでの通話利用が多い方は、チェックしておくと良いでしょう。

4サポート体制

大手通信キャリアの場合、全国各地に実店舗があります。その一方で、MVNOでは、そうした店舗にかかる費用・人件費等を削減することで料金の安さを実現しているため、サポート体制ではやや劣っていると言えるでしょう。
しかし、最近では、楽天モバイルmineoのように実店舗を構えるMVNOも増えています。また、チャットサービスや電話でのサポートを充実させているMVNOもあり、サービスの向上が図られています。
「気になることを直接聞きたい」「何かあった時に相談できないと不安」という方は、サポート体制の充実さを重視してMVNOを選ぶのがおすすめ

5諸費用が意外とかかる

格安SIMへ乗り換える場合、初期費用として「契約事務手数料(3,000円程度)」が発生します。 加えて、現在使用している電話番号をそのまま使用する場合には、MNP(モバイルナンバーポータビリティ)の手続きが必要に。MNPを利用する場合、現在契約中の大手通信キャリアに対し、2,000円〜3,000円のMNP転出手数料と、解約手数料として9,500円(※契約更新月以外のタイミングで解約する場合)を支払う必要があります。

また、格安SIMの場合、大手通信キャリアのように「2年縛り」があるわけではありませんが、利用するMVNOやSIMカードの種類によっては、「最低利用期間(1年程度)」が設けられているケースも。その場合、契約期間中の解約には9,500円程度の手数料がかかります(※利用するMVNOによって解約手数料は異なる)。ただし、最低利用期間を超えると、手数料がかからなくなるケースがほとんどなので、格安SIMに申し込む際は、最低利用期間についても、しっかり確認しておきましょう。

ちなみに、MVNOによっては、「契約事務手数料無料キャンペーン」を実施していることもあるので、こうしたキャンペーンを利用することで、初期費用を節約するのも一つの方法です。

6利用する端末に注意が必要

格安SIMは全てのスマホで利用できるわけではありません。スマホの機種によっては、格安SIMが利用できない場合もあるため、事前にしっかり確認しておきましょう
大手通信キャリアで購入した端末で格安SIMを利用する際、利用する格安SIMの対応回線によっては、スマホ端末の「SIMロック解除」の手続きが必要になる場合も。ただし、現在契約しているキャリアの回線に対応した格安SIMを選ぶのであれば、SIMロックの解除不要でそのまま利用できるケースもあります。格安SIMを利用する端末のSIMロック解除が必要かどうかは、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

また、各MVNOの公式サイトでは、格安SIMが使える端末を「動作確認済み端末」という形で紹介しています。端末によっては、テザリングをはじめ、特定の機能が利用できないケースもあるため、現在使っている端末で格安SIMが利用できるかどうかについても、乗り換える前に確認しておきましょう。

MVNOによっては、SIMフリー端末とSIMカードをセット(※格安スマホ)で販売しているケースもあり、端末と通信プランの契約をまとめることが可能です。また、端末の設定も簡単にできるので、初心者の方や、新しいスマホ端末で格安SIMを利用したいと考えている方は、端末とSIMカードのセット購入がおすすめ

7支払い方法

大手通信キャリアと異なり、格安SIMの支払方法は、「クレジットカード払い」「口座引き落とし」のみに対応しているケースがほとんど。また、一部、デビットカードでの支払いに対応しているMVNOもあります。支払い方法は、MVNOによって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
ちなみに、「口座引き落とし」は、手数料がかかるケースがあるため、クレジットカード払いがおすすめ。スマホ料金は、毎月の固定費になるため、支払でポイントを貯めることができるクレジットカードを活用すると良いでしょう。

編集部おすすめの格安SIM

recomendmineo(マイネオ)

mineo(マイネオ)

光回線「eo光」などで有名な関西のプロバイダ「ケイ・オプティコム」が提供する格安SIM・格安スマホの通信サービス。
MMD研究所が実施した「格安SIMサービスの満足度調査(2017年3月)」において第1位を獲得し、利用者からの評価も高い。
mineoでは、ドコモ・auの2回線に対応した格安SIMを提供。また、500MB・1GB等、通信データ容量の比較的小さい、スマホライトユーザー向けのプランも充実している
さらに、家族間でのパケットシェアに加え、友人、全国のmineoユーザーと通信データ容量のシェアができるユニークなサービスを多数展開している点も魅力。
実店舗もあり、サポートも充実しているので、格安SIMの利用を検討する際は、ぜひmineoを候補に入れておきたい。

mineo(マイネオ)へ行く

recomend楽天モバイル

楽天モバイル

楽天グループのプロバイダ「楽天コミュニケーションズ」が提供する格安SIMの通信サービス。
毎月のスマホ料金の支払に楽天カードを利用することで楽天スーパーポイントが貯められる他、月額料金初月無料キャンペーンや、格安SIM・格安スマホをお得に利用・購入できるキャンペーンを多数実施している
また、2017年4月からは、MVNOで唯一、時間・回数無制限で国内通話が何度でもかけ放題になる月額2,380円の「楽天でんわ かけ放題 by 楽天モバイル」をスタート。
楽天モバイルは、お得に格安SIMを利用したい人はもちろん、スマホでの通話利用が多い人であれば、利用を検討したい格安SIMの一つと言えるだろう。

楽天モバイルへ行く

格安SIMではLINEの年齢認証・ID検索ができない?

スマホで多くの人が利用しているコミュニケーションアプリ「LINE」。
格安SIMでもLINE自体は問題なく利用することができますが、格安SIMのほとんどが、年齢認証に対応していないため、ID検索が利用できない点には注意が必要です。格安SIMでLINEの連絡先を交換する際は「ふるふる」や「QRコード」を利用しましょう。
ただし、LINEモバイルが提供する格安SIMは例外で、LINEの年齢認証・ID検索に対応しています
LINEを利用することが多い人や、大手通信キャリアのスマホと同じように、LINEの年齢認証・ID検索を利用するのであれば、LINEモバイルの格安SIMを利用すると良いでしょう。

recomendLINEモバイル

linemobile

コミュニケーションアプリ「LINE」でおなじみの「LINE」が2016年9月から提供を開始した格安SIMの通信サービス。
「LINE」「Facebook」「Twitter」等、特定のサービス利用で発生する通信量がカウントされず、無料で利用することができる「カウントフリー」を料金プランに採用している。
また、MVNOで唯一、LINEの年齢認証・ID検索に対応している点も魅力
格安SIMでLINEやSNSのアプリを利用することが多い人はぜひチェックしておきたい。

LINEモバイルへ行く

メリットとデメリットを比較して検討しよう

格安SIMのデメリット特集は、いかがでしたか。
現在、大手通信キャリアのスマホを利用している方にとって、格安SIMへの乗り換えは、毎月のスマホ料金を大きく節約できる有力な方法の一つ。ただし、格安SIMには、上記でご紹介したデメリットがあるため、注意が必要です。
格安SIMを利用する際は、乗り換えた後に「こんなはずじゃなかった・・・」ということがないよう、メリットだけではなく、デメリットについてもしっかり確認しておきましょう。