「持込端末保証」とは? 格安SIM×手持ちの端末で利用できるサービスをチェック!
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格安SIM×手持ちの端末で利用できる「持込端末保証」とは?
毎月のスマホ料金を大きく節約できる格安SIM。
現在使っている大手通信キャリアのスマホや、自身で購入したSIMフリー端末で格安SIMを使い、毎月のスマホ料金を安く抑えたいと考えている人も多いのではないでしょうか?
その際、気になるのは端末保証。
格安SIMと手持ちのスマホ(またはSIMカードとは別に購入したスマホ)を組み合わせて使う場合、「端末保証はどうなるのか?」を疑問に感じる人も多いはずです。
そこで本特集では、格安SIMと手持ちのスマホを組み合わせて使う人向けに、MVNOが用意している「持込端末保証」をピックアップ。サービスの特徴や利用方法、月額料金や保証内容等をわかりやすくご紹介します。
格安SIMの「持込端末保証」とは?
格安SIMの持込端末保証とは
「持込端末保証」とは、MVNOが提供する端末保証の一つ。これまで使っていた大手通信キャリアのスマホや新たに購入したSIMフリースマホとMVNOの格安SIMを組み合わせて使う場合に利用できるオプションです。
この保証を利用すれば、MVNOから購入した端末でなくとも、端末に故障や破損など、万一のことがあった際、「修理代金の一部または全額保証」や「本体交換に伴う費用の一部負担」等の端末補償を受けることが可能になります。
また、持込端末保証は、「電源が入らない」「画面がフリーズしてしまった」等の自然故障(※ただし自然故障の場合、各製品の発売日から36ヵ月以内に限る)はもちろん、画面割れや水没など契約者の不注意によって、端末が故障・破損した場合も補償が適用されます。
任意のオプションですが、月額500円程度で利用できるので、格安SIMと手持ちのスマホを組み合わせて利用する際は、万一の場合に備え、加入を検討すると良いでしょう。
- コラム
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端末のメーカー保証とは
スマホ端末の保証には、上記でご紹介したMVNOが提供する任意加入の端末保証の他に、端末の製造元が提供する「メーカー保証」があります。
メーカー保証は、購入から1年以内の自然故障に対し、無料で修理・交換等が受けられるというもの。ただし、保証の対象が「自然故障」のみに限定され、画面割れや水没、破損など購入者の不注意による故障の場合、補償の対象外になる点には注意が必要です。
格安スマホの場合の端末保証
また、MVNOでは、「持込端末保証」以外にも、格安スマホ向けに「端末保証」を用意しています。これは、「持込端末保証」同様に、故障や破損など、万一のことがあった場合、端末の交換または修理を受けることができるというもの。月額500円ほど(※「持込端末保証」よりやや安め)で利用することができるので、格安スマホを利用する際は、「端末保証」の加入も検討しましょう。
格安SIMの持込端末保証 利用の流れと注意点
ここでは、格安SIMの持込端末保証を利用する際の流れと注意点についてご紹介します。
格安SIMの持込端末保証 利用の流れ
利用しているスマホが破損・故障した場合、以下の流れで持込端末保証を利用することが可能です。
0持込端末保証に申し込む
申し込み完了後、専用のWebページから保証を適用したい端末のIMEI情報(※スマートフォンの製造番号)を登録します。
1端末が故障した場合、MVNOへ連絡
利用している端末が故障した場合、契約しているMVNOへ連絡します。各社専用のコールセンターを設けているので、端末の状況を伝えましょう。
2貸出端末を受け取る
MVNOが発送してくれる貸出端末を受け取ります。最短で、連絡した当日に交換端末を発送してくれるところも。
3端末を発送
故障した端末を、指示通りにMVNOへ発送します。
4端末の受け取り+貸出端末の返却
修理が完了した端末が手元に着いたら、貸出端末を返却します。
格安SIMの持込端末保証 利用時の注意点
格安SIMの持込端末保証を利用する際は、以下の5つのポイントに注意しましょう。
- 格安SIM契約時のみ加入可能
- 故障した状態で端末保証に加入することを防止するため、格安SIMの持込端末保証に加入できるのは、原則契約時のみ。契約後に途中から持込端末保証に加入できない点には注意が必要です。
- 保証回数に上限がある
- 「修理と交換合わせて年2回まで」のように、保証を受けられる回数に上限があります。また、「修理代金無料」「1回目の交換代金は4,000円」「2回目の交換代金は8,000円」等、保証内容によって負担金額が異なる点にも注意が必要です。
- 対象端末をチェックする
- 各MVNOが提供している格安SIMの持込端末保証には、対象端末の記載があります。自分の使っている端末(あるいは使おうと考えている端末)が、持込端末保証の対象になっているのか、事前に確認しておきましょう。また、Android端末とiOS端末とでは、保証内容が異なる場合がありますので、併せて確認しておくことが大切です。
- 保証期間を確認する
- 持込端末保証に加入する場合、「いつから保証期間が開始するのか」もチェックすべきポイント。MVNOの中には、「サービス申込日の翌月1日」を保証開始日としているところもあるので、覚えておきましょう。
- 保証の適用条件をチェックする
- 「どのような場合に持込端末保証の対象となるのか」は必須の確認項目。もし、持込端末保証に加入していても、「条件を満たしておらず、結局自分で修理に出した」ということのないよう、あらかじめ保証の対象範囲を確認しておくことが大切です。
持込端末保証が充実している格安SIM
ここでは、端末保証が充実している格安SIMをチェックしましょう。
持込端末保証が充実している格安SIM
recomendmineo(マイネオ)
持込端末保証 | 持込み端末安心保障サービス |
---|---|
月額 | 500円 |
端末交換・修理代金 |
〈修理〉 0円 〈交換〉 1回目:5,000円 2回目:8,000円 |
保証上限金額 | 40,000円 |
利用回数 | 年2回 |
対象端末 |
〈修理〉 Android端末(SIMフリー端末)、iOS端末(iPhone、iPad) 〈交換〉 Android端末(SIMフリー端末)、Android端末(キャリア端末)、iOS端末(iPhone、iPad) |
格安SIMの特徴 |
|
recomendLINEモバイル
持込端末保証 | 持込端末保証 |
---|---|
月額 | 500円 ※初月無料 |
端末交換・修理代金 |
〈修理・交換〉 1回目:4,000円 2回目:8,000円 |
保証上限金額 | 50,000円 |
利用回数 | 年2回 |
対象端末 |
〈修理〉 Android端末、iOS端末 〈交換〉 Android端末 |
格安SIMの特徴 |
|
recomendIIJmio(アイアイジェイミオ)
持込端末保証 | つながる端末保証 |
---|---|
月額 | 500円 ※〈期間限定〉最大2ヶ月無料 |
端末交換・修理代金 |
〈修理〉 0円 〈交換〉 1回目:4,000円 2回目:8,000円 |
保証上限金額 | 50,000円 |
利用回数 | 年2回 |
対象端末 |
〈修理〉 Android端末、iOS端末 〈交換〉 Android端末 |
格安SIMの特徴 |
|
まとめ
格安SIMと手持ちのスマホを組み合わせて使う場合に利用したい「持込端末保証」について解説した今回の特集はいかがでしたか?
スマホは、破損や故障のない状態で使えるのが一番ですが、普段の生活のなかで使用頻度が高いこともあり、ちょっとした不注意から水没や画面割れを起こし、良い状態で使えなくなるケースも。
持込端末保証は、そうした万一の際に、負担を最低限にできる便利なサービスです。
格安SIMと手持ちのスマホをセットで利用する際は、端末保証についてもしっかりチェックしておきましょう。
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